• 【公開日】2019年10月16日

【飲食業界職種辞典】調理・キッチンスタッフってどんな仕事?(口コミ・評判・体験談あり)

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調理・キッチンスタッフとは?

飲食店で料理の下ごしらえや調理、盛り付け、食器の洗浄などを行うのが調理・キッチンスタッフの仕事です。料理に興味があれば学ぶことも多く、効率重視で動くため、常に効率を考えて動く、という考え方も身につきます。また、一度スキルを身につけると舞台はカフェから居酒屋、弁当屋さんまでさまざまで、活躍する舞台が多いのも調理・キッチンスタッフの魅力です。将来自分のお店を持ちたい方にとっても、その第一歩として有効でしょう。

調理・キッチンスタッフの仕事内容と平均収入

調理・キッチンスタッフの基本の仕事は、お客さまに提供する料理をつくることです。でも、実はそれだけではありません。

仕事内容を詳しく調べてみました

前述のとおり、料理の下ごしらえや調理、盛り付け、食器の洗浄などがメインの仕事となります。ただし、お店によっては、冷凍の食材をレンジアップして盛り付けるだけであったり(ファミリーレストランや介護系のキッチンスタッフに多いようです)、その一方、食材の仕入れからメニューの考案まで任される場合もあります。

気になる平均収入は?

月収で22万円、年収で300万円を少し超えるくらいが平均の収入となっています。ただし、勤める就職先によって大きく差があるのが特徴です。高級ホテルのレストランであればそれなりにもらえますが、個人店であればそこそこ……というのが実情かもしれません。
アルバイトやパートでは、時給1,000円前後となっています。

参考:月給・時給を決める前に飲食業界の平均給与を知ろう! | クックビズ総研

調理・キッチンスタッフは未経験でもできる?

未経験からでも問題ありません。はじめは皿洗いなどの雑用からスタートして、簡単な調理を任せてもらうようになるまでには数ヶ月を要することもありますが、ある程度慣れたら難しいと言われる焼き場なども任せてもらえることもあります。

調理・キッチンスタッフのやりがいや向いている人とは?

やりがいは何と言っても、自分がつくった食を提供することでお客さまや世の中に貢献できることでしょう。「美味しい!」という言葉も、大きなやりがいにつながります。また。飲食店の形態にもよりますが、さまざまなメニューを習得できることも魅力のひとつです。そこで得たスキルは同業他社への転職時にも役立つし、もちろん家庭でも重宝します。
スピードが求められる仕事なので、どんな状況であっても焦らず冷静に対応できる人がキッチンスタッフには向いています。また、スタッフとのコミュニケーションがもっとも重要なので、「一匹狼」型ではなく、周りと協調しながら仕事を進められる人なら適応しやすいはずです。

リアルな口コミ・体験談からわかる調理・キッチンスタッフの評判はこちら

お料理が好きというざっくりとした理由で、キッチンスタッフの仕事をしたことがあります。場所はアパレルショップや雑貨屋が入った商業施設の中にあるレストランで、キッチンスタッフだけで30人くらいはいたと思います。私の勤務時間は朝から夕方と昼からラストまでと2パターです。自分の都合の良い時間帯を選べるのはすごくありがたいと思いました。女性は8人で男性が圧倒的に多かったのですが、気さくな人たちばかりだったので、居心地抜群でした。料金を作る以外に、メニューの提案もしました。普段から料理をアレンジするのは好きだったので、さまざまな意見を出しました。自分の考えた案がメニューに加わった時はやりがいを感じました。
(女性・40代)

私は現在で五年間マクドナルドの厨房で働いています。マクドナルドは見た目には厳しいです。ですが、仲間のクルーたちは優しくわからないことは聞けば教えてくれたりします。そして私は、最初の頃は全然行動も遅く自分から動くことができませんでした。やけどとか怪我も結構しました。ですが、最近は年数も経って周りからも、認められ、頼りにされるほどまでいけました。マクドナルドなどのファーストフード店限定ですが一人でバーガーを作り資材のストック補充などすべてをやることもあります。そのときが一番やりがいと楽しさを感じます。そして自分も成長できてるなと思えます。今年で卒業なので今のバイト先はラストイヤーなのですがもっと今までの経験をいかし成長していきたいなと思います。
(女性・20代)

私は、結婚するまで料理など全くした事がなく、勉強する意味で仕出し弁当の調理スタッフのパートを始めました。最初は何も分からないので、調味料をいちいち計ったり、具材を規定の大きさに切ったりするのにも時間がかかってばっかりでしたが、数をこなすに連れて調味料や具材の下ごしらえにもサクサク出来るようになり、他のことをやりつつ調理器具を片付けたり、準備したりと作業効率まで考えられるようになりました。今では1人で100個以上の仕出し弁当を3時間ほどで作れるようになりました。職場では一度におかずを大量に作るので、家でも一度にたくさん作って残りは冷凍して後日に回すというやり方が定着しました。コスパも良いし、なにより料理が楽しくなりました。
(女性・20代)

ファミレスの社員で働いていました。キッチンがメインでしたが、ホールに出る事もあり、バイトやパートの方の手の回っていない所をサポートしつつ店がまわるよう動くので、常に周りを見る目が鍛えられました。手先が器用だったので、巻き寿司や握り寿司を作ったり、作った料理の盛り付けといった細かい事は得意だったのですが、自分の事だけでは店は回らないので、いかに自分の分を早く終わらせて他の人のサポートに行くかといった、スピードをあげるコツを見つけたり、バイトやパートの方を見つつ、お客様の動きを見るといった一歩踏み込んだ部分が、最初はとても難しかったです。ですが、慣れてきて大勢のお客様が来られても店を回せた時の充実感と達成感は他では味わえないものでした。結婚を機に退職しましたが、手の感覚だけでシャリ18gを計り取れるのは、今でも私の特技の一つです。
(女性・30代)

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