ウェディングプランナーとは?
ウェディングプランナーは、結婚式場やレストランなどで結婚式をプロデュースする人です。結婚式と言うとホテルなどでの結婚式が一般的でしたが、現在は多様な形があり、レストランなどの飲食店で挙式することもメジャーとなりました。飲食店におけるウェディングプランナーの仕事もホテルのウェディングプランナーと大差なく、レストランウェディングを予定しているお客さまに対して、当日の式が円滑に進むように、また、一生の思い出に残るように式の演出から料理内容などをコンサルティング&プランニングします。
ウェディングプランナーの仕事内容と平均収入
ウェディングプランナーの仕事は、大きく「式前」と「式当日」に分けられます。平均収入についても見ていきましょう。
仕事内容を詳しく調べてみました
式前は、お客さまの要望などをヒアリングし、最善のプランを提案することがウェディングプランナーの仕事です。一生に一度のイベントのサポートなので、その責任感は重大です。そのため、式の当日まで綿密な打ち合わせを繰り返します。式当日も式の会場に同席し、無事に式が執り行われているかチェックすることも仕事のひとつです。また、式が終わった後も後片付けの段取りを指示し、落ち着く暇なく次の新郎新婦の対応をします。式場によっては「結婚式1周年」として記念の宿泊やディナーを提供することもあり、その場合にはアフターフォローも必要となります。
気になる平均収入は?
ウェディングプランナーの平均月収は、未経験であれば18万円ほど、経験を身につけると35万円ほどになることもあります。フリーランスでの働き方もあり、実力が評価されたり指名を受けた場合には年収600万円も夢ではありません。
参照:ウェディングプランナーの求人情報一覧|飲食店の求人・転職サイト クックビズ
※実際の求人を元に平均給与を算出しました。(2019年7月現在)
ウェディングプランナーは未経験でもできる?
人生最大のイベントをサポートする仕事のため、未経験での採用は少なめのようです。もちろん未経験OKの職場もありますが、その場合はアルバイトやパート、派遣、業務委託からのスタートで、研修で現場でのスキルを身につけてから、ということが多いです。どちらかというと即戦力が重視されるので、まったくの未経験の方は学校やアルバイト、派遣などでブライダルに関する知識を会得してから挑戦する方が無難でしょう。
ウェディングプランナーになるための資格も多数あるので、チェックしてみてください。
ウェディングプランナーのやりがいや向いている人とは?
向いているのは、とにかく人の幸せのお手伝いをしたい、と思える人です。普段から人を喜ばせることが好きな方、聞き上手な方であればぴったりでしょう。また、現代は結婚式のスタイルも多様化しているので、創意工夫力のある方にも向いています。結婚式はオーダーメイドですから。
やりがいは、お客さまからの感謝の気持ちはもちろん、ゲストからの嬉しい言葉も励みになることでしょう。人生の一大イベントに関わるわけなので、1案件に時間を要することが多いですが、無事に成功させた時はこの上ない感動を味わうことができます。
リアルな口コミ・体験談からわかるウェディングプランナーの評判はこちら
友人がウェディングプランナーをしていて、話を聞くたびに夢があってやりがいがありそうな仕事だなと思っていました。いつしか自分も勤めてみたいという気持ちになり、未経験OKの会社に就職しました。ウェディングプランナーはざっくり言えば依頼者の予算やイメージに合った結婚式を提案する仕事です。最初は依頼者が描いている理想のイメージが掴めなくてたいへんでしたが、慣れてくると言っていることが理解できるようになり、どんどんイメージがわくようになってきました。何より嬉しかったのが新郎新婦、ゲストたちに喜んでもらえたことです。笑顔が満ち溢れる空間が好きでした。小さな会社でしたが給料もわりと良くて、安定した生活を送ることができました。
(女性・40代)
結婚式に憧れがあり、ウェディングプランナーの仕事につきました。準備から当日までら約4ヶ月、沢山の打ち合わせを重ねて当日までを迎えます。招待状の作成、引き出物の手配、当日の進行・料理の検討などやることはかなり多く、夜遅くまで残って打ち合わせをすることもありました。沢山のゲストを呼んでお披露目をするためミスがあっては許されません。お名前に不備がないか、引き出物にミスはないか頭の中は常にそのことでいっぱいになります。当日はウェディングプランナーは黒子に徹します。全て裏で指示を出し、決めてきた内容とおりに進んでいるかを時間とともに確認していきます。楽しそうな新郎新婦の表情、ゲストの幸せそうな顔、そして一体感のある幸せな空間はそれまでのしんどさを全て帳消しにしてくれるほどの達成感でした。
(女性・30代)
人の幸せのお手伝いが出来たらいいなと思い、ウェディングプランナーの道を選びました。ウェディングプランナーは忙しさもありますが、毎日達成感で溢れています。結婚式の打ち合わせでは、毎回他には無い結婚式プランを考えるのが楽しいです。お客様の趣味や好みに合わせて最大限のプランを提供するためにどれだけ自分のアイデア性があるかが問われます。また、最終判断はお客様なのでアイデアは出しつつも、強制はしないように心がけていました。常にお客様に寄り添った接客を心がけていたので、お客様がこれだと思ったプランが出来上がるまで細かい演出方法の設定まで気を配りました。何度も打ち合わせを重ね、式が成功した時の感動はいつも自分の結婚式かのように感動します。人の幸せに寄り添える仕事を私は誇りに思います。
(女性・20代)
人生の最高に幸せな日を新郎新婦様と一緒に作り上げていくということを仕事にしたいと考え26歳の時に転職しました。実際、素晴らしい仕事で、新郎新婦様と半年ほどの時間をかけて、形の見えないものをつくりあげてきて、当日、飲食や会場、音響、サービスを担当するメンバーと一緒に実現させること、ゲストや新郎新婦様の想い出深いシーンを見られることは、何物にも代え難い感動を味わえます。新郎新婦様の難しいリクエストを、叶えていくには、社内、社外問わず沢山の人の協力が必要で、日頃からコミュニケーションをいかにとっているかも重要になりますが、皆の協力があって、見たことのないような素敵なパーティーが実現できた時の気持ちは言葉にできないほどです。ただ、仕事内容はハードで、会社からは、売上を求められますし、土日祝日は仕事になりますので、精神的体力的にタフな人が向いている仕事です。
(女性・40代)